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ハーグ条約に係る副大臣会議

 大地震の前日の夕方(3・10)でしたが、副大臣会議第五回会合の当事者ヒヤリング参加者として、首相官邸に行ってきました。

政府側の参加者は、福山官房副長官を中心に法務政務官、法務副大臣、外務副大臣、官房副長官補、警察庁次長の6人の方がテーブルにつき、その背後に官庁の方々らしき人々が居並んでいました。

当事者12名と弁護士一名でテーブルの反対側を囲みました。当事者はいずれも国際離婚ケースであるのはもちろんですが、英国で裁判の結果子どもを連れ帰ることができた方がお二人、条約賛成の立場でお話されました。あとは子どもと離された人たちで、男性3人、女性7人。子どもの居住地は、エジプト、イラン二人、米国二人、チュニジア、チェコ、中国、ロシア、あと一人は忘れました。

共同親権運動、活動とは一応距離を置いて、国際結婚して国境を越えた子どもの連れ去り、連れ帰りを体験した当事者(特に相手が米英のケース)の声を出したいという弁護士さんの意向で人選されたようです。当事者レポートは9人分で、参加していない人のものが3人分、いずれも米国人との離婚ケースでした。

外圧のおかげで首相官邸まで来ました。そうでなければ、子どもを国外に連れ去られた母親の話を外務省で聞いてくれることさえなかったでしょう。



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  by mousavian | 2011-03-30 14:37 | 国会情報

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