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横峯良郎

以下は、週刊文春 5月22日号 の 手記の引用です。




私が横峯さんとの関係をお話しようと考えたのは、約一年間のお付き合いの中で、彼に心から失望したからです。

女性を単なる「モノ」としか考えていない彼から受けた精神的苦痛はもちろんの事ですが、自分に従わない周囲の人々に病的なまでの敵意を燃やし、手段を選ばず徹底的に叩き潰そうとする彼に、私は心の底から恐怖を感じました。横峯良郎_f0163079_932451.jpg


誰からも愛される「さくらパパ」という表の顔には、恐ろしい「裏の顔」がある。あの人の本当の姿を世間に知ってほしいのです






1「奥さんと寝ているベッドで」

彼と出会ったのは、昨年2月。私が当時ホステスとして働いていた六本木のクラブでした。彼はその店の常連でしたが、人目で私を気に入ってくれた様子で、毎日のように電話やメールで連絡をくれました。
「君に会えない日はつらい」などと優しいメールを送り続けられるうちに、次第に心惹かれていったのです

奥さんや三人の娘さんがいらっしゃる事はもちろん知っていました。四月に男女の仲になってまもなく、店に出勤する前の同伴の席で、遠征から帰ったばかりのさくらちゃんに引き合わされたことがありますが、

「二人の関係がばれるのでは」と、食事がのどを通らなかったのを覚えています

「さくらパパ」である彼と関係を持ってしまった事は、世間から見れば間違ったことかもしれませんが、忙しいスケジュールの合間を縫って私と会おうとする彼を、私は心から好きになってしまったのです

こうして、彼からの連絡を心待ちにする生活が始まりました。幸せな日々でしたが、一つだけ違和感を持っていたことがあります。

それは、彼が、奥さんやさくらちゃんたちが住む、都内の自宅マンションに私を呼び寄せることでした。

始めの内はホテルを取ってくれていたのですが、交際が始まってしばらくたつと、「家に来いよ」と言い出すようになったのです。

好きな人が奥さんと寝ているベッドで、という女性はいないと思いますが、彼は「家があいているんだから、外に泊まる必要ねえが」と、全く取り合おうとしませんでした。

でも、彼と過ごしたい一心だった私は、家族がゴルフの遠征で家を留守にしているのをよいことに、彼の自宅マンションで過ごすようになりました

私が娘さんの飼う二匹の小型犬の糞の始末をしている横で、「パパ、ちゃんとやってるよ」と平気で電話する彼

トイレのゴミ箱にある生理用ナプキンを「捨てとけ、捨てとけ」と、平気で私に頼む彼、、、。

急に家族が戻るといわれ、あわてて家を飛び出すと、

「お前が干した洗濯物が次女に見つかって、女を連れ込んだでしょ!と、責められたが!」と、叱られたこともありました

彼に愛された後、着るものがない私に、「さくらのパジャマがあるが、着とけ」といわれた時には、
泣き出したい気持でした。

今にして思えば感覚が麻痺していたのですが、「好きな人といられるのだから、我慢しなければ!」と自分に言い聞かせていたのです


四月の終わりごろ、突然、「選挙に出る」と打ち明けられました。驚いた私が、「どうして出るの?」と尋ねると、
「参議院の方が仕事が楽だし、2000万円が6年間もらえる」と答えたのにはあきれましたが、「協力してくれ」といわれ、わけもわからずうなずいていました。

その後

「部屋を借りてやるから引っ越して来い」と言われて、自分の部屋を引き払い、台東区の家賃20万円、3LDKのマンションに荷物を移しました。

「やっと二人の場所で会うことが出来る」と喜んだ私でしたが、始めの三ヶ月間は、さくらちゃんのアメリカ人通訳と同居することになりました。

彼女とは仲良くなったのですが、彼女の留守にパパが訪ねてくるか、家族の留守に私が彼の自宅を訪ねる日々でした。

6月には 
「民主党が部屋をとってくれたから、お前はそこに住めばいい」と言われ、

赤坂の全日空ホテル18階の彼の部屋で暮らすようになりました

この部屋を奥さんや娘さんが尋ねてくる事はなかったので、投票日までの2ヶ月間は、遊説中の彼に呼び出されて各地のホテルで密会し、それが済むと赤坂に戻る、という日々でした

講演会や民主党に関係者に会う前に必ず「関係がばれないようにしろ」「マネージャーと名乗れ」と細かい指示を受けるのは辛いことでしたが、

彼の立場を考えれば、すべて「仕方のないこと」だったのです。

彼が当選した時は、自分のことのように嬉しかった。

初登院の当日、全日空ホテルから彼を送り出した時が、今にして思えば、私にとって最高の時でした


2 「愛人騒動と賭けゴルフ」

その日は休みだったので、二人でテレビを見ていたのですが、週刊誌記者の電話に出た彼は
顔色を変えて「その記事は出るんだな?」と、何度か確認していました。

電話を切ると青ざめた顔で、「大変なことになってしまった」とつぶやきました。

家族には記事が出る前日に打ち明けたようです
「さくらと次女と六本木のステーキハウスで会ったが、二人とも泣き出して席を立ってしまった」と

憔悴しきった様子で話していました。さくらちゃんは「ママがかわいそうだから、言わない方がいい」といったそうです。

マスコミの目をくらますため、私は彼の故郷、鹿児島に一人旅をさせられ、彼は京都にある後援者の家に隠れていました。

記事が出て数日後、東京に戻ってからのことです。ワイドショーでは彼の元愛人が電話越しの
取材に答えていました


3「パパに作らされた怪文書」

「あのウソツキ女がまた泣いてるが、あいつは前からウソ泣きばかり。初めから金が目的だったくせに、よく言う」

彼はテレビ画面に向かって彼女を罵倒し始めました。彼に寄り添うようにテレビを見ていた私は、彼女が泣いているのを聞いて、

何故か「お金が目的でマスコミになんか出るかしら?、、、この人は本当に彼のことが好きだったんじゃないかしら」と考えていました。

もちろん嫉妬も感じましたが、私と付き合う前のことだとわかっていましたし、当時は彼をかばいたい気持の方が強かった。

しかし彼は、この頃から、私の知らない、もう一つの顔を見せ始めたのです
「ウソツキ女の顔を木刀で後ろから殴りつけて、殺してやりたい」とか「とことんやってやる」などと口に出すかと思うと、冗談とも思えないような口調で実在する知人の名を上げ

「あの人なら人の一人や二人殺してくれる。あいつを殺してやる」と息巻くのを聞いていると、
だんだん怖くなってきました

でも、マスコミから身を隠すことなど初めてなので、私自身もパニックになって「女ごときでやめてたまるか!あいつはとことんやってやる」と怒り狂う彼のペースに次第に飲み込まれていったのです。

それからまもなく「自分を裏切った愛人」への復習が始まりました。そして、私は彼の復讐に手を貸してしまったのです。

その手始めが元愛人を中傷する怪文書を作ることでした。

その内容は彼女が六本木で経営する店が脱税をしていること、彼女が住むマンションの保証人がグッドウィルの折口さんであること、彼女が、覚せい剤の使用で逮捕されたフォーリーブスの元メンバーと交際していたこと、などでした

彼の取り巻きが、どこで入手したのか、彼女の経営するクラブの顧客リストに怪文書を送りつける相談をしていました店の番号を渡され、麻布警察署に、「深夜営業の店を取り締まって欲しい」と、電話をかけたこともあります

彼女の弟が勤めている地方の新聞社の名前を伝えられ、バカ女の弟のフルネームと所属を調べろ、と

命じられるまま、電話をかけました。弟さんの職場へは、やはり怪文書が届いているはずです

取り巻きの一人が客を装って見せに滑り込み、彼女に関する情報を集めていた時も、私はすぐ傍の駐車場に止めた車の中で、彼と一緒に待っていたのです

彼を陥れようとする彼女が憎いという気持と、彼の興奮状態が移ってしまったとしか思えませんが、なぜこんなことをしてしまったのか、今では本当に申し訳なく思っています

同時に賭けゴルフの隠蔽工作も始まりました。
彼は、仲間二人と賭けゴルフに参加した人たちに電話を掛け捲り、「賭けゴルフはしていない」という念書に署名するよう求めていました

私の目の前で彼自身がある有名評論家に電話をしたときのことです 先方が「そんなものに署名してどうする」といって断ると「なぜできないんだ!」と口論になっていました

たたきつけるように電話を切って「あいつは絶対に許さない!」とつぶやく彼の顔はもはや「さくらパパ」ではありませんでした

4「別の女性の影」

元愛人の告発直後から、9月末までは、マスコミの目を避けるため、彼と一緒にいる時以外は台東区のマンションを出ないように指示されていました
「友達とも一切連絡を取るな!」といわれ、その言葉に従いました

コンビニに行くことすら出来ず、一人で彼を待つ寂しさと、これから私たちはどうなるのだろう?
という不安に駆られる毎日は耐えがたいものでした

軟禁状態で生活する私の耳に、彼の、女の話が聞こえてくるのに、そう時間はかかりませんでした

雑誌を開けば彼の武勇伝ばかりが目に付きました。
携帯に電話しても、留守番電話につながることが多くなり、たまに出ても

「お前はストーカーか!」となじられる

「私が巻き起こした騒動じゃないし、こんなに苦しんでいるのに、何故わかってくれないの?」
という気持ばかりが募り、マンション七回のベランダから下を眺め続けたこともあります

疑心暗鬼に陥り、いつの間にか、彼が目を離した好きに携帯メールを盗み見るほどになっていました
そして、私はあのメールを見てしまったのです
同じ女性から複数回送信されていたメールには

「目が覚めた時にあなたにいて欲しい」
「早くあなたの子供が欲しい」とかかれていました。

その場で問い詰めても、「関係ねえが!ただのババア友達!」と繰り返すばかりでした

5 「今までお前に渡した金を返せ!」

私に対する彼の態度が変化し始めたのは、それからでした メールの内容も「世の中お前中心に回ってねえよ。どうでもいいんだよ 俺にかまうな」

「俺にそんなに嫌われたいのか。これから一切面倒見ないからな」と、

信じられない内容に変わっていきました。

出会った頃、あれほど優しかった彼の変化に戸惑いを感じると同時に、怒りもこみ上げてきました

そんな私が不満を漏らすたびに、彼は大声を張り上げる

「お前は自分のことしか考えていないのか?今までお前にいくら払ったと思っているんだ!
人の好意がわからないなら、今までお前に渡した金を返せ!」


確かに家賃は払ってもらい、毎月お金も受け取っていましたが、それは一月10万円から15万円程度。とても生活できる金額ではありません。

ホステス時代の貯金を少しづつきり崩していたのが現実です。
それ以外にも何かあると2,3万円もらう事はありましたが、そんなときには必ず、

「貸しだからな」といわれました 

昨年十月に私がアルバイトを始めてからは、家賃以外のお金は受け取っていません。
それでもずるずると男女の関係を続けていましたが、11月以降彼の足は遠のき、再び心が通じ合う事はありませんでした。


年が明けると彼の方から別れ話が持ち上がり、そして二月、私は彼との関係に終止符を打ちました
彼からはあのマンションを引き払い、新たな生活を始める資金として200万円を渡されました

彼との関係を語ることで、裏切った私を、彼が許すはずがありません。

元愛人への復習を目の当たりにしているだけに、怖くてなりません。

それでもやはり、私は彼を許すことが出来なかったのです

家族の自宅で過ごしていた頃、ベッドに入る前に一度だけ「罪悪感はないの?」ときいてしまったことがあります。

かれは「そんなもの、全然ねえが!」と答えました

そんな人が、国会議員として、ふさわしくないことだけは、確かだと思います

> 引用終了


TV出演したのを一度見ましたが、ひどい・・

一般人としても品性・素行の良くない人を、知名度(それも娘の)だけで選挙に出した民主党。

  by mousavian | 2008-05-18 01:27 | 国会情報

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