7月7日、イランに向かい飛行機に乗りました。同じ境遇の友人と一緒です。一か月のあいだにいろいろなことがありました。今年、14歳になる娘とは二年半ぶりに再会、姑宅で二週間、昼も夜も一緒に生活をしました。英会話が上達している娘とたくさん話をして、スルドイ質問(過去の恋愛話まで)をたくさんされました。
イランに来るようになって9年目にして、やっとひとりでバスやタクシーに乗ることができるようになりました。もともと女ひとりでの行動が制限される国なのです。首都テヘランに来て、今は3つ目のホテルに滞在中です。はじめのふたつはイラン人用の安宿だったので、女ひとりで泊っていることを悟られないように部屋の出入りに慎重を要しました。最初のホテルは、ゴキブリにダニ毛じらみ付でした。今は外国人向けの安くても清潔なホテルにいるので、やっと普通の感覚に戻ってほっとしています。
テヘラン近郊の町にいる友人と一緒に、日本大使館から紹介された弁護士さんに二回会いました。英語堪能な若手の女性弁護士で米国で暮らしたことがあるらしく、面会交流についての理解も十分な方でとてもラッキーでした。
イランの家族法によると、離婚・別居中の面会は一週間に一日、お泊りは交渉次第。日本よりマシです。
子どもの連れ去り、居所隠しは犯罪になると弁護士が言っていました。同行の友人のケースはそれにあたり、子どもには一週間か十日に2、3分ぐらいしか会わせて もらっていません。私の場合も、相手からは一年に二週間以上は認めないと言われているので、面会条件闘争のため弁護士に書類作成を依頼しました。
今の弁護士さんからは書類作成までと言われており、以後は私はマザンダラン州の弁護士を探すことになり、友人はテヘランで日本でいう法テラスのような経済的に困っている人のために弁護士を紹介してくれる役所に行くように言われました。要は私たちには高額な費用は払えないからで、文書作成だけなら大した金額ではないだろうとイラン人の友人は言っています。
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