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2009年 01月 01日 ( 1 )

 

最高裁DVD

<離婚>最高裁DVD 父母間の紛争急増、子どものために

 最高裁が、離婚に直面した両親に対し、子供を最優先に考えるよう促すDVDを制作した。異例ともいえる取り組みの背景には、未成年の子供を伴う離婚が年16万件(04年人口動態調査)に上る「離婚社会」がある。養育費の支払いや子供との面接交渉をめぐる父母間の紛争も増加する中、子供のために社会的な手立てが必要になっている。【望月麻紀】 (毎日新聞) - 2006年5月19日3時11分更新f0163079_1415232.jpg

 ◇「子供の幸せ優先に」と促す 
DVDのドラマ編。小学1年の「えみちゃん」の両親は、仕事と育児をめぐる意見の対立が絶えず、母親が離婚を決意したという前提で始まる。
 カメラはえみちゃんを追う。「映画を見よう」と2人をテレビの前に誘い、間を取り持とうとするが、応じない。そっと部屋のドアを閉め、一人で映画を見る。別の日の夜、別室から養育費や親権をめぐって両親が言い争う声が聞こえる。「教育費を払える方が育てるべきだ」「足りない分はあなたが払ってくれればいい」。えみちゃんは祈った。「きっと自分のせい。いい子になるので離婚しませんように」

 その後、えみちゃんは不安がストレスになり、学校でかんしゃくを起こすなどして不登校に。父親の父が「調停を申し立てる方法もある。いつまでも角を突き合わせれば、えみは不幸せになる」と2人に助言。こんなストーリーで、両親の離婚に直面した子供に起こり得る心身の変化がリアルに映像化されている。

 DVDは、争いの渦中で子供の変化を見落としがちな両親に気づいてもらうためのものだ。「養育費を払う以上、面会は当たり前」「親権を取るなら養育費も自分で稼げば」など子供に関する取り決めが、互いの取引材料になるのを避け「子供の幸せを優先に」と促す目的もある。
 「えみちゃん」のように両親が離婚した未成年の子供は、04年の人口動態調査によると27万人を超える。一方で、同年の司法統計によると、養育費や面接交渉をめぐる「子の監護に関する調停」の新規受理件数は2万2273件。10年前の2倍以上に急増している。

 家裁調査官OBで組織し、面接交渉の取り次ぎなど離婚家庭を支援している社団法人「家庭問題情報センター」の永田秋夫事務局長は「父親が育児参加するようになり、父親が親権を求めたり、得られなかった親権の代わりに、面接交渉を求めたりするため、争うケースが増えているのではないか」と指摘する。

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  by mousavian | 2009-01-01 20:56 | 報道記事

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